10月のある日。
丸石の大会議室に、まるで示し合わせたかのように服装のそろった男女7名と、
どこか怪しげな雰囲気を漂わせた女性2名が現れた。
どうやら、これから大会議室に鎮座する「あるもの」を運び出すらしい。
いったい何が始まるのか……。
それは……神。
そう、丸石の大会議室に鎮座していた、あの神様たちが動き出す日がやってきたのだ。
10月といえば「神無月」。
全国の神様が出雲に集まるといわれるこの季節、丸石の神様たちにも、とある重大な役目が巡ってきました。
その正体は、風神・雷神。
今回、丸石をしばらく離れ、特別な舞台へ出向くことになったのは、2柱の神々。
風神・雷神です!



実はこの作品、日本画家・土屋禮一先生による本物の作品。
「本物の作品?レプリカでしょ?」と思わず疑ってしまいそうですが……これが正真正銘、本物なんです!
美術館に来たのかと錯覚してしまいそうですが、ここは丸石の大会議室です(笑)。
丸石には風神・雷神のほかにも、さまざまな絵画が飾られていますが、この2作品はひときわ目を引く存在。
いつ見ても圧倒的な迫力です。
そんな作品が今回、岐阜県美術館で展示されることになったのです!
搬出前の入念なチェック。さすがは美術館!
いよいよ搬出作業へ!……と思いきや、その前に始まったのは作品の状態確認。
美術館から来られた二人の女性(怪しいと言ってすみません💦)が、自前のライトを取り出し、絵の隅から隅まで入念にチェックしていきます。
作品の表面はもちろん、額縁の細かな部分まで、一つひとつ慎重に確認。
普段なかなか見ることのできない、美術品の状態確認作業を間近で見ることができました。
こうした丁寧な確認も、大切な美術品を次の展示先へ安全につなぐための、大切な工程なんですね。



状態確認が終わると、いよいよ搬出の準備です。
ここで、同じコスチュームの男女10名が動き出しました!
お察しの通り、美術品の搬出を担当する運搬スタッフの皆さんでした。
まずは大切な作品を傷つけないよう、丁寧に梱包していきます。



大きな作品だけに、取り扱いも慎重です。
大会議室があるのは3階。作品はエレベーターに入らないため、吹き抜けになった階段を使って運び出します。
作品の角が壁や手すりに当たらないよう、一段ずつ丁寧に下りていきます。
少しでも気を抜けば、作品を傷つけてしまいかねない場面。
最後の一段まで息をのむような緊張感のある搬出作業でした。



無事に搬出完了!
しっかりとトラックへ固定された神々。
輝きを放つのは、来年、岐阜県美術館の展示会場です。



「夢は果てしなく―土屋禮一展」
初期作品から近作まで、約60点の代表作が一堂に会する展覧会です。
<展覧会概要>
- 展覧会名: 夢は果てしなく―土屋禮一展
- 会場: 岐阜県美術館 展示室
- 会期: 2027年1月6日(水)~3月7日(日)
- 開館時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 観覧料: 一般1,100円、大学生900円、高校生以下無料
丸石の大会議室に飾られていた風神・雷神。
一般の方にもご覧いただける機会となりました。
その迫力や細かな表現は、実物を目の前にしてこそ感じられるものだと思います。
ぜひ多くの方に、土屋禮一先生が描いた風神・雷神の魅力を間近で感じていただきたいです。


そして、ここで学生の皆さんにちょっとうれしいお知らせ!
丸石では随時、会社見学を受け付けています。
美術館に行かなくても迫力ある神様たちに気安く会えちゃうんですよね!
神様たちが戻ってきた頃に、ぜひ会社見学にもお越しください。
夏にはインターンシップも受け付けていますので、こちらもぜひご参加ください!