先日、岐阜南消防署の方にお越しいただき、社内でAED講習会を開催しました。
今回はグループ会社を含む社員全員が受講必須ということで、
「第1部」「第2部」「第3部」の三部構成で実施。
多くの社員が真剣に取り組む時間となりました。今回は「第1部」のレポートです。


実は先々月、丸石の仲間が突然心肺停止に陥るという事態がありました。
その際、現場に居合わせた社員の中に過去に救命講習を受けていた人がおり、
救命措置を施すことができ、一命を取り留めました。
「いざというとき」に備える大切さを、改めて実感させられる出来事でした。
今回の講習では、AEDの使い方や心肺蘇生の流れについて、実演を交えながら学びました。
受講した社員は皆、緊張感を持ちながらも真剣に耳を傾け、実際に体を動かして確認。
まさに“本番さながら”の雰囲気での講習でした。
また、最後の質疑応答では積極的に質問する姿も見られ、
「自分事」として真剣に学んでくれている社員が多かったのも印象的でした。


今回の経験を通じて、社員一人ひとりが「助けられる人」とまではいかなくても、
「助ける知識を持っている人」となれたことは本当に大きな成果だと思います。
丸石は現状、平均年齢が高い会社です。
それだけに仲間や家族の命を守る力を身につけておくことは欠かせません。
いざという時に、救急車が到着するまでの“命のバトン”を
託せる状況でありたい――そう強く感じる講習会となりました。
最後に
お忙しい中、会社まで足を運んで丁寧に指導してくださった
岐阜南消防署の皆さま、本当にありがとうございました。(ˊᵕˋ)感謝